韓国料理レシピ/メニュー紹介

ムルレンミョン(水冷麺)

ムルレンミョン(水冷麺)

冷たいスープの水冷麺

ハングル
물냉면
カテゴリー
麺類
辛さの目安

牛肉や鶏肉、きじ肉などでだしをとったスープにトンチミ(大根の水キムチ)を加えた、さっぱりとしたスープの冷麺。具は、薄切りの肉、大根キムチ、きゅうり、ゆで卵など。麺は、そば粉や緑豆粉などで作られる細麺。テーブルで麺をはさみで切り、からしと酢を入れて食べます。

そば粉に含まれる酵素が、たんぱく質や脂肪を分解するということで、焼肉を食べたあとの締めのメニューとしても人気です。

冷麺はもともと北部地域(現在の北朝鮮)の郷土料理で、ムルレンミョンは平壌(ピョンヤン)が本場として知られ、地名をとって「ピョンヤンネンミョン(平壌冷麺)」とよぶこともあります。

バリエーション

葛入りの麺を使用した「チンネンミョン」、麺に緑茶を練りこんだ「ノクチャネンミョン」、ドングリの粉を用いた「トトリネンミョン」などがあります。

歴史

現在は、牛肉でだしをとったスープが主流ですが、もともとは高価なきじ肉が使われていたといいます。きじ肉のスープは、牛肉に比べ淡白で臭みがなく、今なお、きじ肉のスープにこだわる専門店もあります。