韓国料理レシピ/メニュー紹介

チャジャンミョン(ジャージャー麺)

チャジャンミョン(ジャージャー麺)

韓国式のジャージャー麺

ハングル
자장면
カテゴリー
麺類
辛さの目安

漢字で書くと「炸醤麺」。日本ではジャージャー麺としてなじみがあり、もともとは中国から伝わった料理だといわれています。

豚肉やたまねぎなどを春醤(チュンジャン)とよばれる中国風の黒味噌で炒め、水溶き片栗粉でとろみをつけたたれを、小麦粉で作ったやや太めの手打ち麺の上にかけた料理。一般的に甘めの味付けです。

麺と味噌がからむように、よく混ぜてから食べます。辛味が欲しいときは、コチュカル(粉とうがらし)を加えます。

バリエーション

いか、えび、ほたてなどの魚介類を加えた「サムソンチャジャンミョン」や、ひき肉を使った「ユニチャジャンミョン」など、バリエーションは豊富。チャジャンを麺ではなく、ご飯にかけた「チャジャンパプ」、チャーハンにかけた「チャジャンポックムパプ」などもあります。

炒めた味噌は水溶き片栗粉でとろみをつけるのが普通ですが、とろみをつけない場合もあります。その際は「カンチャジャンミョン」という名でよばれ、麺にかけず別々に供されます。

歴史

チャジャンミョンが韓国に伝えられたのは、19世紀末だと考えられています。1883年に仁川(インチョン)港が開港されたのをきっかけに仁川周辺に多数の外国人が住むようになり、この時に中国系の人たちが広めたといわれています。