韓国料理レシピ/メニュー紹介

ユッケジャン

ユッケジャン

牛肉と野菜たっぷりの激辛スープ

ハングル
육개장
カテゴリー
肉料理 / 鍋・スープ
辛さの目安

牛の肉やすじ、内臓などでだしをとったスープに、牛肉と野菜の細切りを入れて煮込み、粉とうがらしで味つけをした韓国で人気の激辛スープです。具は、ゆでて細切りにした牛肉と、わらび、ずいき、長ねぎ、豆もやしなど。味つけは粉とうがらしのほか、にんにく、しょうゆ、こしょう、コチュジャンなどが使われます。

日本の焼肉店などでは、スープにごはんを入れた「ユッケジャンクッパ」の名前で親しまれていますが、韓国では、ごはんとスープは別々に出され、自分でスープにごはんを入れて食べるのが一般的です。

バリエーション

牛肉のかわりに鶏肉を使った「タッケジャン」もあります。

歴史

ユッケジャンはとうがらしをたくさん使った辛い料理です。韓国で「とうがらし」は、陰陽五行の考え方により、病気の鬼神を追い払う“陽の力”をもつ食材として古くから親しまれてきました。ユッケジャンも料理のルーツをたどると、朝鮮時代に作られていた「クジャン」という夏バテ防止の料理をアレンジし、誕生したとされています。ユッケジャンは現在でも、病気の鬼神や人に災いをもたらす雑鬼を追い払う料理として、体調を崩しやすい暑い日などに作られることがあります