韓国料理レシピ/メニュー紹介

プデチゲ

プデチゲ

洋風食材が入った寄せ鍋

ハングル
부대찌개
カテゴリー
鍋・スープ
辛さの目安

“部隊鍋”という意味の「プデチゲ」は、朝鮮戦争により物資が乏しかった時代に、米軍から流出したハムやソーセージなどを入れて鍋を作ったことから、この名前がついたといわれています。

特に材料は決まっていませんが、ハムやソーセージ、ラーメン、キムチ、野菜などを粉とうがらし、にんにく、塩、タデギ(とうがらしペースト)などで辛めに仕上げるのが一般的。最近は、餅やチーズ、マカロニ、コーンなど、バラエティーに富んだ食材が入ったプデチゲもあり、店によっては食材をトッピングすることもできます。

洋風の食材類が辛いスープとよく合い、また手ごろな価格で食べられることから、若い世代に人気の料理。具を食べ終わって残ったスープに、ごはん、のり、卵などを入れ、締めはおじやとして食べるのが定番です。

バリエーション

歴史

プデチゲの発祥地とされているのは、在韓米軍が駐留する基地の町として知られる議政府(ウィジョンブ)市。議政府市ではプデチゲの元祖であることをアピールするため、1998年に、専門店の集まる一角を「名物議政府チゲ通り」と指定しました。さらにこの地方ではプデチゲではなく、「議政府チゲ」、または「議政府名物チゲ」とよび、本格的なプデチゲを食べたいという人がたくさん訪れています。