韓国料理レシピ/メニュー紹介

カンジャンケジャン

カンジャンケジャン

蟹のしょうゆ漬け

ハングル
간장게장
カテゴリー
海鮮料理
辛さの目安

にんにくやしょうがなどが入った薬味しょうゆに、生の蟹を漬け込んだ料理。使用する蟹は、渡り蟹が一般的。韓国では「パットドゥッ(ごはん泥棒)」ともよばれる、ごはんのおかずにぴったりの料理です。

カンジャンケジャンは、殻つきのまま食べやすい大きさに切り分け、甲羅と一緒に皿に盛られて出されます。足の部分は、そのままかぶりついて身を吸いだすように味わいます。甲羅にはごはんを入れ、スプーンで蟹味噌と身をそぐにように混ぜて食べます。

バリエーション

一般的には渡り蟹で作りますが、毛蟹や上海蟹などで作られたカンジャンケジャンもあります。また、カンジャンケジャンの専門店の中には、渡り蟹の卵をごはんにのせて混ぜて食べる「ケアルピビンパプ」が食べられるところもあります。渡り蟹の卵と韓国海苔、ごま油などとごはんを混ぜる料理で、その香ばしさと、とろけるような味わいで人気です。

歴史

朝鮮時代中期、17世紀後半に書かれた『飲食知味方(いんしょくちみほう)』に、カニの塩辛としてカンジャンケジャンとよく似た調理法が紹介されています。