アッケシソウ カンジャンケジャン

明洞駅から徒歩2分という好立地にありながら、本当においしい「カンジャンケジャン（渡り蟹のしょう油漬け）」が堪能できるお店です。

ご飯がいくらでも食べられることから、“ご飯泥棒”の異名を持つ「カンジャンケジャン」。トロっとおいしい柔らかな蟹の身も魅力的ですが、「蟹みそとご飯を混ぜて食べるためにオーダーする」という人も多い料理。こちらではそれをふまえて、蟹みそにごま油と海苔、胡麻を足してくれる嬉しいサービスもあります。

そのほか「海鮮鍋」も絶品！ 渡り蟹だけでなく、貝やたこ、イカなどの海鮮物のうまみが凝縮されたスープは心も体も温めてくれます。また、定食についてくる、ふわふわの「ケランチム（韓国式茶碗蒸し）」もおすすめ。親切なスタッフは日本語もOKなので、安心して食事を楽しめるお店です。

カンジャンケジャンのおいしさの秘密は、店名にもなっている「アッケシソウ（サンゴ草）」にあります。アッケシソウはその栄養価から海の高麗人参と呼ばれている、干潟、塩田などで育つ一年草の海草植物。良質のナトリウムをたっぷりと含んだ上に、ミネラルも豊富です。

そのアッケシソウを黒砂糖で発酵させると、その良質な塩分が下に溜まり、１年以上の歳月を経てだんだん醤油のような黒い色に変化していきます。そのエキスと醤油で漬けているこちらのカンジャンケジャンは、しっかりと味が付いていながら塩辛さがなく、まろやかなおいしさ！ ソウルを訪れたらぜひ味わいたい一品です。