仁寺洞(インサドン)に近い街中にあって静かなたたずまいを見せる雲峴宮は、朝鮮時代26代目の王・高宗が王位につく前に育った家で、その父の興宣大院君が住んだ私邸です。宮内では、旧正月・秋夕などの折々に伝統行事が行なわれ、市民の憩いの場となっています。
雲峴宮は人気ドラマ『宮(クン)』の舞台になったことでも有名。実際の撮影は雲峴宮を模したセットで行なわれたものの、ファンならドラマのシーンを思い出しながら本物の宮内を歩くのも一興です。
最も規模が大きく中心的な建造物、老楽堂(ノアクダン)。興宣大院君が住んだ場所で、高宗の即位後は政治の議論の場となりました。
興宣大院君が住んだ場所で、高宗の即位後は政治の議論の場となった老安堂(ノアンダン)。
当時の生活を再現する展示も多く、楽しく見学することができます。
入口の左手には、雲峴宮と興宣大院君にまつわる展示がされている「遺物展示館」があり、韓国近代史の流れを勉強できます。
地下鉄3号線安国(アングク)駅4番出口を出て、そのまま大きな道路沿いに進むと、左手に見えます。
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