ジュノ（2PM）主演映画『二十歳』ジャパンプレミアム上映会＠東京国際フォーラム

チョン・ウソン主演の大ヒット映画『監視者たち』で華々しいスクリーンデビューを飾った、アジアNo.1野獣アイドル2PMのジュノ映画初主演作『二十歳』が2015年11月28日より日本公開が決定。それに先がけて9月23日、ジャパンプレミアム上映会を開催。俳優としては初となる来日イベントに、2公演あわせて1万人のファンが駆けつけた。［青文字：日本語　緑文字：韓国語］

ジュノは本作で、漫画家志望の浪人生ドンウを好演。共演は、女たらしのフリーター・チホ役を「相続者たち」『チング 永遠の絆』のキム・ウビン。平凡な大学生ギョンジェ役は、大ヒットドラマ「未生～ミセン～」で大ブレイクを果たしたカン・ハヌル。それぞれに悩みや煩悩を抱えながらも“絶対的信頼”で結ばれた男子3人組の姿を、コミカルかつユーモアたっぷりに描いている。また、学生服姿や七三分けのサラリーマンヘアといった、ジュノのスタイルでも楽しめる作品だ。

映画のラストシーンでのヘアスタイルについてMCからツッコミが入ると、「言わないでください！（自分のあたまを指し）これが本物です。忘れないでください」と慌てるジュノに、会場は笑いに包まれた。日本での公開が決まった感想を聞かれ、「すごく嬉しかったですけど、心配もありました。ファンの皆さんが知っている僕の姿とは…（ここで客席から笑いが起きる）最後のシーンの髪型がちょっと違いますから。皆さんがどう思うか心配しましたけど、今日よく観ていただいて、ありがとうございます」と、日本で初めて鑑賞したファンの反応を見て安心した様子のジュノ。

また、自身が20歳だったころはちょうど2PMとしてデビューしたばかりで忙しい日々を送っていたということで、撮影しながら等身大の20歳の気分に浸ることができ、幸せだったと笑顔を見せた。ここで、共演したカン･ハヌルとキム・ウビン、そしてイ・ビョンホン監督からのコメント映像を上映。3人とも俳優としてのジュノを大絶賛していた。ジュノも、現場に入り「あの髪型になってあの服を着るとドンウになるんです（笑）。なので、スッと役に入っていくことができました」。映画の撮影期間中に、ソロツアーとJYP NATIONを開催、2PMは『Go Crazy』の活動中で、さらにワールドツアーの準備も行っていたそうだが、「ドンウに同化できていたのか、そんなさなかにも撮影現場に入るとすんなりドンウに変わることができたんです」と当時を振り返った。

歌手と俳優の違いは？との質問には、「もちろん違いはあると思いますが、今振り返ってみるとあえて境界を作らないようにしていたと思います。もし、それを意識し過ぎてしまったら…例えば、撮影現場に向かう移動中に『これからはドンウにならなければならない』ということを絶えず考えていたら、それが自分にとってのストレスになってしまうと思ったのです。なので、境界にあまり線を引かないようにしていました。どちらにしても僕自身であり、2PMのジュノであり、ドンウだと思うようにしていたのです」と真摯に回答。