イ・ミンホ×パク・シネ主演!『相続者たち』
(c)SBS
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放送日 |
2014年4月27日(日)スタート! |
放送時間 |
(土・日)午後8:45~10:00 |
再放送 |
(月・火)午前8:20~9:35
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2013年SBS / 全20話 |
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逃れられない宿命を背負った高校生たちの青春ロマンス
名門私立貴族学校。“帝国高校”校訓は“平等、博愛、正義”だが、そこには“葛藤、迫害、不義”しか存在しない。
学校内には大きく4つの階級が存在する。いずれは会社を相続する真の財閥2世、3世集団の経営相続者集団経営権争いでは外されたが生まれたその瞬間から株を多く所有している株相続者集団お金より名誉を大事にする法曹界、医学界、学者、政治家の2世、3世集団の名誉相続者集団そして、世間の評価を気にして仕方なく入学させた経済的な面以外の様々な理由でもこの学校には相応しくない社会配慮者集団の4つだ。
「相続者たち」は、経営相続者集団と株相続者集団の中間地あたりに属するキム・タン。生まれた瞬間から骨の髄まで徹底的に経営相続者集団のヨンド、ラヘル、キム・ウォン。株相続者集団のボナ、名誉相続者集団のヒョシン、ミョンス。その4つの階級のどこにも属さないチャニョン。そんな彼らの中にある日突然落とされた社会配慮者集団のウンサンの物語だ。そして、その全ての階級を作り上げた彼らの親たちの物語でもある。
全てを持っている18歳の逸脱は壊れたガラスの破片。人の物を何一つ羨ましいと思ったことのない18歳の嫉妬は鋭い刃物。何一つ不自由なく生きられる18歳の陰謀は不器用だからこそ致命傷を与える…。そんな人間たちの中で貶され傷つくばかりのウンサンを、タンは上手く守れるのか。そして、羽が付いてるもの全てが天使ではないように、幸せもまた条件ではなく受け入れる人間の心構えにかかっていることを、彼は気づけるのか。
このドラマは人によってはシンデレラストーリにも、財閥家の若き相続者たちのストーリにもなるが、どちらにしても我々が今まで見たことのない、非常にセクシーでダークな激情ハイティーンロマンスだと断言できる。
出演 |
イ・ミンホ、パク・シネ、キム・ウビン、パク・ヒョンシク(ZE:A)、クリスタル(f(x))、カン・ミンヒョク(CNBLUE) ほか |
演出 |
カン・シンヒョ、ブ・ソンチョル |
脚本 |
キム・ウンスク |
キャスト
キム・タン役 : イ・ミンホ
18歳、帝国グループ相続者
英国には王族がいて王子がいるのなら、韓国には財閥がいてその御曹司がいる。それもただの財閥ではなく韓国産業成長に最も貢献した帝国グループの会長息子。そんな“王子”のタンは王子らしい気品とオーラを持ち、背も高くハンサム、加えて財閥家の相続者の地位まで持つという、この世の全てを溢れ出すほど全部持っているような男だ。しかし、「溢れ出すほど持っている」ということは逆に言うと持つ必要のないものも持っていることになる。2人の母、異母兄弟、婚外子…。幼いタンが浴びせられた冷たい視線を理解するには複雑過ぎた家庭の事情がそれだ。タンにとって家は自分の居場所ではなくただ、だだっ広いだけの空間だった。そんな環境だからこそ、タンは何の遠慮もなくひねくれ者になれた。財界への影響力で友達を選別し、順位が低い奴らは無視して、苛めた。傲慢さと見栄で自分を飾り、弱い者には強く、強い者にはさらに強く権力を振るった。子どもの喧嘩が大人の喧嘩にまでなったことは数えきれないが誰一人帝国グループとは敵になろうとしなかった。タンはそれを知って利用した。それこそがタンが思う自分の影響力だったのだ。だが、タンが子どもじみた悪さで時間を費やしていた中、異母兄弟のウォンは世界中の有名大学に留学しては学歴を積み、父のキム会長が病で伏せると、まるで時の流れと共に季節が変わるような自然さで実質的な経営者となった。タンはその時気づく。本当の王子はウォンだった事を、自分の留学は実は配流だった事を…。
チャ・ウンサン役 : パク・シネ
18歳、貧乏相続者
“シンデレラはガラスの靴を落とし、結果王子様と結婚をしました”で終わる童話を読んだ7歳のウンサンは思った。
“シンデレラ、あんたそれ全部計算だったんでしょう?”と。その童話は徹底的な計算上の出来事だと信じているウンサンは口の聞けない母のせいで人より早く大人になった。子どもの頃から母の代わりに光熱費や税金、ローンなど、全てを管理してきたため18歳にしては大人に負けないくらいお金に詳しいが、人前で母と手話で会話するのが恥ずかしく、目の前の母に携帯でメールを送るような、少女らしいところもある。母が障害者なのも、人の家で家政婦として働いているのも、そんな母を無視する人たちも全部嫌いだが、ウンサンが最も嫌なのは、この嫌な現実から脱出できる出口がないことだ。そのせいで一見明るく、強そうに見えるウンサンも心の奥にはどうすることもできないひどい痣ができている。友人たちは毎週映画や有名なレストランに行って来たと自慢するが、自分は昼も夜も関係なくバイト三昧で夢や希望を持つなんてお金がある若者の特権だと思うウンサン。そんなある日、普段からロールモデルだと思っていた姉からかかってきた一通の電話。アメリカで留学中の姉がお金持ちと結婚することになったと言うので、ウンサンは母がくれたお金を直に渡すからと言って飛行機に乗り込んだ。二度と戻らないつもりで…。しかし、アメリカで出会った自分の“憧れの人”はアルコール中毒の男と同居するしがないウエイトレスだった。裏切られたと感じたウンサンは姉と大喧嘩して街へ飛び出す。そんな時、タンと出逢うがその出逢いこそ彼女を巡る全ての始まりだったのだ。
チェ・ヨンド役 : キム・ウビン
IQ150の天才だが、その能力を良い目的のために使うことをあまり好ましく思わない。ヨンドの頭から出てくる奇抜なアイディアは、主に友人たちに奇抜な手段で意地悪をするために使われた。徹底的な計算と予測で自分の計画どおりに誰かを罠に落とした時、ヨンドの無表情な顔にはうっすらと笑みが浮かぶのだ。そんなヨンドとは誰も敵になろうとしなかった。ただ1人、タンを除いては。ヨンドはいつも自分より奇抜な方法で友人たちに意地悪をするタンの事が気に食わなかった。2人の競争は思春期の年頃の子どもたちのそれと似て幼稚で熾烈だったが、「類は友を呼ぶ」とは言ったもので、いつしか2人は親友になった。8歳の時、母は自分を捨てて家出をし、そんな母を父と離婚させるためだけに捜し出した祖母の話や、その後、父が連れてくる女たちにお小遣いを貰っては犬を飼い、その女たちを攻撃するよう命令したことなど、誰にも話せなかった事をヨンドはタンに素直に話した。しかしそれは、あくまでもタンが自分より地位の高い人間で頼りになると思ったからで、タンが実は婚外子だったと知ってからはヨンドにとってタンは天敵となった。タンが留学でいなくなると、ヨンドはさらに悪質に皆の上に君臨した。そんなある日、二度と会う事はないだろうと思っていたタンが戻って来た。ヨンドは裏切り者との第2ラウンドを始めようとするが、タンはそんなヨンドを無視してばかりだ。ヨンドはタンを揺さぶる弱点がウンサンだと気づきウンサンに接近するが、ウンサンと一緒にいる内に得体の知れない妙な感情が湧き上がってきて…。
チョ・ミョンス役 : パク・ヒョンシク
18歳、法務法人スンリ相続者
財閥家の相続者たちが皆して年齢より大人びた雰囲気を持っているのに対し、ミョンスはその辺にいる普通の18歳と同じ、明るくて元気のいいイタズラ好きの“ただの少年”だ。韓国最高のローファーム、スンリの代表弁護士の息子としては相応しくない性格だが、人より判断力がちょっと鈍いだけで悪気は全くない良い子だ。世間を騒がせた大きな事件を担当する事が多い父のおかげで子どものころから友だちの中の誰かはいつも父の会社を通して裁判を進行させていた。そのため、見知らぬ人から物を貰ってはそれが後から賄賂だと判明して父を困らせたり、事件の裏話や秘密などを思わず口に出して問題を大きくしたりもした。無論それの全てに悪気はなかったのだが。勉強には興味がなく、まだ未成年だが毎晩クラブを転々として不法と合法の境界ギリギリな毎日を送っている。両親の事は大好きだが、両親は自分より仕事を大事にしていると思い、それに対する寂しさを感じている。
イ・ボナ役 : クリスタル
18歳、メガエンタテインメント相続者
友だちは皆ボナの誕生会に招待されたいと願っていた。そこに行くと普段はお金をいくら使っても会う事のできない韓国最高の芸能人たちに会えるからだ。ボナは自分の毎日に満足していた。TVとインターネットから毎日溢れ出す芸能ニュースは皆の関心の的になっていて、その全ての中心に立ち、思うがままに動かせるのがボナの父だったからだ。代々受け継がれている財閥家ではないがメガエンタテインメントは韓国で一番の力を持っているエンタテインメント業界の中心で、それがボナにとって帝国高校で他の学生たちの前で堂々とできる力の原動力となっていた。全てにおいて一番目立つのはいつも自分でなければ気がすまないボナだったが、何故かラヘルはいつも自分より一歩前にいて、イェソルは自分より先に有名ブランドの新商品を身に付けていた。そんなことでこの世の全てを燃やす勢いで火のように怒っていたかと思えば、彼氏チャニョンの“あの子たちより君の方が綺麗だよ”という一言で幸せになってしまう、ちょっと単純な面もある。可愛くて愉快なお嬢様。そんなボナの初恋タンは、ボナが思う中でこれ以上ない位完璧な相手だったが付き合って100日目になった日、突然アメリカに留学してしまった。初めて人に愛されない気持ちを味わい、その傷が癒える頃出逢った今の彼氏のチャニョン。そんな2人が何故か一緒になってチャ・ウンサンと関わっているのが気に食わない。
ユン・チャニョン役 : カン・ミンヒョク
自分が生まれてすぐ母を亡くし顔も覚えていないが、チャニョンは友だちのような父がいて幸せだった。塾にも通っていないし、高額の家庭教師に勉強を教えてもらっているわけでもないが、いつもトップを維持できるくらい頭も良い。財閥家の御曹司ではないが生まれ持ったポジティブさと、今自分が持っているものに満足し無理に欲張らない心、目標を立ててはそれのために努力する、性格の良い男だ。小学生のころから何か欲しいものがあると、それが自分に必要な理由を書いた企画書を提出するよう父に言われたため“ゲーム機の長点”や“スマートフォンを買う事で期待される良い効果”など、いままでに30件以上の企画書を提出している。そのおかげで自然と分析力と論理的な思考が身に付き、さらに持ち前の人としての温かい面が加わり、人を説得する匠になっている。高校に進学してから、提案をする者とそれを実際に決める権限を持つ者の間に階級の差が確実に存在している事をその目で確認し、悩むこともあるが決して気落ちすることはない。そんなチャニョンの人柄が周りの人間やボナの心を開く。ボナはチャニョンの全てを気に入っていた。チャニョンとウンサンとの関係を除いては…。ウンサンとは同じ小・中学校の出身で理想的な友だちだったが、ボナは何故かそれを認めようとしなかったのだ。そんなある日、夏休みを利用しての語学研修でアメリカに滞在していたチャニョンに、韓国にいるはずのウンサンから連絡が来た。いきなりの連絡で戸惑いながらも急いでウンサンに会いにいったチャニョンはウンサンと一緒にいるのが噂でしか聞いた事のない帝国グループの次男キム・タンだと知り、何故か不吉な予感に包まれる。
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