ドラマ『私の人生の春の日』主演 スヨン(少女時代)インタビュー

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ドラマ『私の人生の春の日』主演 スヨン(少女時代)オフィシャルインタビュー

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――主人公ボミのどのようなところに魅力を感じたのですか?

スヨン:心臓移植でしか助からないと言われていた女性が、ドナーから新たな心臓をもらいますよね。心臓をもらったことに対する感謝する気持ちと責任感から懸命に生きようと努力します。そんな情熱的な彼女の姿が魅力的だと感じましたし、運命の人と巡り会いその家族まで愛する物語に心が温かくなりました。

――ボミは病院で栄養士として働いている人物ですが、演じる上で気をつけた点や役作りのために準備したことはありますか?

スヨン:ボミが病院で栄養士として患者に接するのは、彼女の日常なんですね。白衣姿で院内を歩き、患者と挨拶を交わすのはボミにとっていつものことなんです。そのため慣れた雰囲気が出るように役作りを進めました。以前出演したドラマで、平凡な会社員の役を演じたのですが、オフィスは私にとってなじみのない場所でしたから、デスクに座る演技も手帳やパソコンを扱う演技も自然にできなくて、準備が足りなかったととても後悔したんです。だから今回はきちんと準備して、どうすれば栄養士になれるかとか、どういった生活をしているのかなど色々下調べをしました。

――相手役カム・ウソンさんと共演してみていかがでしたか? 年齢差20歳のカップルとしても話題になりましたね。

スヨン:私はまだ若くて俳優としての経験も浅いですから、カム・ウソンさんが私に対して変な先入観を持っていないかと心配したのですが、カム・ウソンさんは、私を新人俳優としてちゃんと扱ってくれて撮影前の食事会でも、「僕にとって君は俳優だから、気後れなんかしなくていい」「僕について来てくれれば大丈夫だ」と言ってくださって、思わず涙がこぼれそうになりました。先入観もなかったし年齢差も感じさせない方で、撮影現場でも気楽なムードを作ってくださいました。カム・ウソンさんが出演した「恋愛時代」というドラマが好きで大ファンでした。主演作の「王の男」も大好きな映画です。今回台本を読んでカム・ウソンさんが適任だと思っていたら、実際にキャスティングされてビックリしました。私を上手にリードしてくださって、ほかの人がドンハ役を演じるのは想像できませんね。これぞハマり役だと思わせるのが、いい俳優、真の俳優だと思います。ウソンさんと共演してみて改めてそれを実感しました。

――婚約者のドンウク役を演じたイ・ジュニョクさんとの共演はいかがでしたか?

スヨン:ジュニョクさんは清らかで純粋な人です。演技も純粋なんです。私との共演シーンでは自分の演技をするというよりも、私に合わせてくださってありがたかったです。プロポーズのシーンの準備のために小道具用に2人で写真を撮ったのですが、あの時はボーイフレンドのような親しみさえ覚えて、とても演じやすかったんですね。ジュニョクさんのおかげです。ドラマでは残念なことにボミはドンウクからプロポーズされたのに、ドンハに心を奪われてしまいます。ドンウクがかわいそうでした。

――ドラマの中のドンハとドンウク、選ぶとしたらスヨンさんはどちらの人物を選びますか?

スヨン:私ならドンウクを選びますね。理由は、私はどちらかと言えば、何かを決断する時、周囲の状況に左右されるタイプなんです。だから、私が誰かを好きになって恋愛をするとしても、周りの人たちから理解されたいんですね。ボミを演じていて一番つらかったのは、両親の反対と周囲の人々の冷たい視線でした。実際にそのような状況だったら、本当につらいだろうと思いましたね。周囲の人たちが認めてくれないような相手だったら、ドラマの中のボミのように本当に好きなのかどうか悩む前に、私なら縁がなかったと、あきらめてしまうでしょう。それにドンウクはずっとそばにいてくれました。ボミが心臓を移植した時からです。だからドンウクのほうが、気心が知れていて気楽だと思います。

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――このドラマのテーマの1つが細胞記憶です。臓器移植を受けた人は、ドナーの性格まで引き継ぐ場合があるという仮説ですね。スヨンさんはどう思いますか?

スヨン:出演にあたり、細胞記憶について少し勉強しました。実際にそういったケースがあるそうですね。推理小説を全然読まなかった人が、移植後に推理小説を好きになるのですが、調べてみたらドナーが推理小説作家だったとか……。信じがたいことですが、役を演じている時は確信を持って表現しなければいけないので細胞記憶はあると信じました。ドラマでは、最初は移植した心臓のせいでドンハに惹かれ、そしてボミ自身もドンハにどんどん心を奪われていくのですが、その過程が丁寧に描写されています。序盤では細胞記憶に焦点が当てられますが、ボミ自身が愛し始めてからは感情をストレートに表現しました。

――苦労したシーンや印象に残っているシーンがあれば教えてください。

スヨン:私が岩場から海に落ちて人工呼吸されるシーンです。あれは海の干満に合わせて撮影したのですが、時間が経つと、撮影現場にどんどん潮が満ちて来てしまうので、撮影に3日もかかってしまったんです。でも放送されたのはほんの一瞬でした。溺れたボミを引き揚げて人工呼吸しておんぶまで、一瞬で終わりました。ちょっと残念な気持ちになりました。

――撮影現場のムードメーカーは誰でしたか?

スヨン:ヒョンウ(イ・ジェウォン扮)とセナ(カ・ドゥッキ扮)のカップルです。アドリブがぽんぽん飛び出してきて2人のシーンは笑えます。監督が2人のアドリブを期待してカメラを回し続けたこともあります。放送しなくてもスタッフたちが笑えるように撮るんです。ドンハとボミの恋は切ないですよね。だから監督もスタッフたちもドンハとボミのシーンには、少し暗い雰囲気になりますが、ヒョンウとセナが登場するシーンだと明るくて愉快な気分になります。2人はコミカルな役回りを最後まできちんと果たしてくれました。

――サントラにも参加していますが、主演するドラマの挿入歌を歌った感想は?

スヨン:残り2話の時点で急いでレコーディングしたんです。実は忙しくて取りやめになる可能性もありましたが、私が歌いたいと最後まで譲りませんでした。ドラマでは、ドンハも歌を歌っていて、その歌からドンハのボミに対する思いが伝わってきて、とてもよかったから、ボミの気持ちがこもったアンサーソングをどうしても歌いたかったんです。それにこのドラマは私にとっては、初主演という、とても意味のあるドラマだったので、アルバムを出すような気持ちで撮影の思い出として歌を1曲残しておきたかったんです。

――作品と共に挿入歌を聴いてみてどうでしたか?

スヨン:実は、レコーディングの時はドラマのシーンも目に浮かんできて、気持ちが高ぶって大泣きしてしまって、作曲家の先生を驚かせてしまったんです。先生もドラマを観ていて一緒に泣きながらレコーディングしたんです。ボミになりきって演じられて、挿入歌もドラマの撮影当時は、いい出来だと思ったんです。でも今聞くと、少し照れくさいですね。でも私にとってはとても意味のあるソロナンバーです。

――撮影の時、少女時代のメンバーが応援に来てくれましたね。どんな気分でしたか?

スヨン:現場に来ると聞いた時は、言葉だけで十分うれしかったです。もし来られなくても同じメンバーとして、みんながどんなに多忙か知っていますから理解できます。差し入れももちろん有難いのですが、わざわざ応援に来るのは大変なのに1人残らず来てくれて、本当にうれしかったですね。顔を見せるだけではなく、スタッフたちに挨拶して差し入れまでしてくれて、真心がなければそこまでできません。私もメンバーのために尽くそうと思いました。

――最後に日本で作品を観るみなさんに、ドラマの紹介をしてください。

日本のみなさん、少女時代のスヨンです。私が主演するドラマ「私の人生の春の日」、とてもすばらしい感動作です。心温まるストーリーで済州島の美しい景色も楽しめるので、是非ご覧ください。

「私の人生の春の日」DVD情報

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